HOMEセミナー情報/クラックス情報

セミナー・お知らせ

クラックス

エグゼグティブ・ゼミ「クラックス (*) 」は、高い志を掲げて愚直に経営の王道を歩んでいる若手経営者の方々を対象とした、坪内周一(弊社代表)が主宰する「クラブ型」ゼミナールです。当ゼミでは、経営戦略の策定・実行に関するリテラシー(洞察力、構想力、決断力、リーダー・シップ、マネジメントスキルなど)の向上と変革マインドを身につけることを狙いとして、毎回、新聞等で取り上げられた企業の戦略事例を題材に取り上げ、事前の個人研究、講義、意見発表、ディスカッションの形でゼミ運営を進めております。

(*) 「クラックス(Crux)」とは、ラテン語で「南十字星(サザン・クロス)」を意味します。大航海時代、南半球を旅する船乗りたちは、この星座を航行の目印(道標)として、荒波の大海原を渡って行きました。エグゼグティブ・ゼミ「クラックス」は、経営者の方々が経営の舵取りをする際の、指針が得られる「場」であることを表しております。

第21回クラックスを開講しました。

2016.06.06
2016年5月21日(土) 第21回クラックスを開講しました。

かつて世界で高く評価されていた日本企業の組織力とチームワークですが、今日の複雑で変化の激しい環境下において、その強みが失われてきたと言われています。
今回は企業が新時代のチームワークづくりを進めるためには何が必要であるかという、現場マネジメントの本質を突いた名著『最強組織の法則(ピーター・M・センゲ著)』を教材に取り上げて学びました。
講義は「5つのディシプリン」と「対話(ダイアローグ)」の考え方の2つに絞って行われましたが、5つのディシプリンのうちでも特に「システムシン思考」は、われわれに馴染みのある「論理思考(ロジカルシンキング)」とは全く異なった全体感をもって物事を分析していく思考であることから、参加者の関心も高く今後改めて深く勉強してみたいという声も聞かれました。また「創発」、「イノベーション」の鍵を握る「対話(ダイアローグ)」については、これまで職場の中で行われている話し合いはほとんどが「議論(討議)」であり、いかに自由な発想が生まれるような話し合いが行われていないかということを反省するよい機会となりました。
ゼミ終了後、「何となくとっつきにくい本で読みづらかったが、今日の学習で頭の中の整理がついたので、もう一度最初から読みなおしたい」という言葉が聞かれるくらい、参加者の知的好奇心を大きく刺激する時間であったようです。
 
2016-06-06 14:01 | クラックス | この記事のURL