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セミナー・お知らせ

クラックス

エグゼグティブ・ゼミ「クラックス (*) 」は、高い志を掲げて愚直に経営の王道を歩んでいる若手経営者の方々を対象とした、坪内周一(弊社代表)が主宰する「クラブ型」ゼミナールです。当ゼミでは、経営戦略の策定・実行に関するリテラシー(洞察力、構想力、決断力、リーダー・シップ、マネジメントスキルなど)の向上と変革マインドを身につけることを狙いとして、毎回、新聞等で取り上げられた企業の戦略事例を題材に取り上げ、事前の個人研究、講義、意見発表、ディスカッションの形でゼミ運営を進めております。

(*) 「クラックス(Crux)」とは、ラテン語で「南十字星(サザン・クロス)」を意味します。大航海時代、南半球を旅する船乗りたちは、この星座を航行の目印(道標)として、荒波の大海原を渡って行きました。エグゼグティブ・ゼミ「クラックス」は、経営者の方々が経営の舵取りをする際の、指針が得られる「場」であることを表しております。

第35回クラックスを開催しました。

2018.12.17
2018年11月17日(土)第35回クラックスを開催しました。
 今回は、リーダーシップの名著『なぜ、わかっていて実行できないのか(ジェフリー・フェファ、ロバート・I・サットン著/日本経済新聞社刊)』を取り上げました。全米でベストセラーにもなったこの本は、ほとんどの企業が今直面している「知識(設計・計画)と実行のギャップ」、つまり“わかっちゃいるけど、やらない機能不全状態”の対策について、組織行動論の立場から実践的な解決策を示しており、企業経営者にとっては必読のビジネス書であると言えます。
 
 この図書の中で示されている「機能不全」の原因の中でも、ゼミ参加者が特に関心をもったのは、第3章「過去のやり方にこだわり続ける」と第5章「重要でないことばかり評価している」の2つでした。ゼミ参加者の企業はいずれも20年以上の社歴をもつということもあり、これらの問題の解決策についての意見交換は、実践的で大変有意義なものになりました。
2018-12-17 10:05 | クラックス | この記事のURL